こんにちは、ダリジョリムです。
あの傑作オルレアンが紙ペンゲームになって帰ってきた!?
というわけで、今日は2022年12月24日に発売したボードゲーム、ジャンヌ・ダルクの紹介をしたいと思います。
概要と内容物
さて、まずは概要から。
・作者:Ryan Hendrickson, Reiner Stockhausen
・プレイ人数:1~5人
・プレイ時間:45分
そして、内容物です。
・シート
・随行者タイル
・袋
・鉛筆5本
・カード48枚(場所カード30枚、ソロ用カード18枚)
┗カードサイズ:59×91(ユーロサイズ)
セットアップ
セットアップの手順です。
1.各プレイヤーは、紙1枚と鉛筆1本を受取る。
紙は裏表があり、表は通常使用します。裏面はソロ用になっています。
2.随行者タイルを全て袋に入れる。
3.スタートプレイヤー(以下スタP)を適当な方法で決め、スタPは袋を受取る。
(ルールブックには、最近フランスに行った人がスタPになります。)
4.随行者タイルの置き場と捨て場を確保する。
5.下記の通り、随行者タイルの枚数をプレイ人数に応じて、
袋からランダムに引いて、捨て場に置く。
(プレイ人数:随行者タイルの枚数)
2、4人:2枚
3、5人:3枚
6.初回プレイ時やリモートなどの場合は、場所カードは使いません。
(シートに印刷されている場所を使用)
7.2回目以降は、カテゴリー(Ⅰ~Ⅴ)ごとに分けて混ぜ、4枚ずつ表向きで並べる。
余ったカードは使用しません。
8.3人プレイ時は、マップの左下の(20~22番の町)エリアを斜線などで消す。
9.2人プレイ時は、上記に加えて、マップの右下の(18、19番の町)エリアと5番の公益事業を斜線などで消す
10.シート左側にある袋シンボルをプレイ人数に応じて調整。
(3人プレイなら、4と5のシンボルに×)
11.ソロ用カードは、1プレイ時のみ使用。2人以上なら箱に戻す。
ゲームの流れ
このゲームは数ラウンドをわたってプレイします。
1ラウンドは下記3つのフェイズから成ります。
1. 随行者フェイズ
スタPは手元の袋から随行者タイルをプレイ人数に応じた枚数だけ、
まとめて引き、随行者タイル置き場に置く。
<引く枚数>
2人:5枚
3~5人:プレイ人数+1枚(例:3人プレイなら4枚)
2. アクションフェイズ(後述しますが、スタPから順にプレイする)
3. スタP交代フェイズ
スタPは袋を左隣のプレイヤーへ渡す。
受け取ったプレイヤーが次のラウンドのスタPになります。
また、このとき袋の中に随行者タイルが1枚もないとき、
シート左側の残っている袋シンボルで最も小さい数字を×印を付ける。
まだ、袋シンボルが残っているなら、ゲームは続きます。
捨て場にある、随行者タイルを全て袋へ入れます。
セットアップの5と同様に、随行者タイルの枚数をプレイ人数に応じて、調整します。
2,4人:2枚
3,5人:3枚
調整したら、次のラウンドを始めます。
・ゲームの終了条件
3.のスタPの交代の際に、シート左側の袋シンボルで最も小さい数字を×印を付けますが、
このとき、全ての袋に×印が付いたのなら、即座にゲーム終了となります。
・得点計算(詳細はルールブックを確認してください。)
まず、ゲーム終了時に最も多く交易所を建設したプレイヤーはマップ左上の市民に○を付ける。
もし、複数プレイヤーいた場合は、誰もマップ左上の市民を得ることはできない。
次に得点要素は下記の5種類。
1.交易所と市民
2.商品
3.銀行
4.修道士
5.補給廠(ほきゅうしょう)
これらを合計し、最も勝利点を多く獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合、発展トラック上のスペースをより多く×を付けているプレイヤーが勝利。
これも同点であれば、全てのプレイヤーが勝利になります。
アクション
アクションの詳細は、ルールブックを読んでくださいね。
ざっくりとしたルールは下記の通り。
まずスタPが随行者タイル置き場から、タイルを1枚選び、対応するアクションを実行。
アクション実行後は、使用したタイルを随行者タイル捨て場に置く。
次に、左隣のプレイヤーが同様にアクションを実行。
余った最後の1枚はスタPが実行するので、スタPは他プレイヤーよりも1度多くアクションを実行します。
実行可能なアクションの種類は大きく分けて3種類。
1. 通常アクション
2. 場所カードアクション
3. 公益事業アクション
アイコンで分かりやすく記載されているので、アイコンの意味さえ分かれば、細かい説明はいらないかも??
ざっくりやれることは、下記のイメージです。
・商品/コイン/発展点を得る
・シート右側のマップの陸路/水路を進める
・コインを支払って、交易所を建てる/場所カードを購入する
最後に
バックビルディングでは無くなりましたが、
袋からタイルを出して、出てきたタイルでアクションをする点や
公益事業やマップなどオルレアンを彷彿させる内容になっていますね!
場所カードは、各6枚ずつありその中の4枚を使用するので、組み合わせを変えて遊ぶのもいいですね。
毎ラウンド、袋からランダムに随行者タイルを出しますが、タイミングによっては、出てくるタイルを予想しやすくもなります。出てくるタイルを予想して、次のラウンドの組み立ても可能でしょう。
逆に出てきてほしいタイミングで、狙ったタイルが出てこないこともあるかもしれませんね。
戦略を立てつつ、時には予想して構成し。。。
個人的には面白い予感プンプンです♪♪
ぜひ、購入を検討してみては、いかがでしょう?